新入園児さんも進級児さんも、様々なことが“初めての経験”という場面が多かった
1カ月が経ち、大きく響き渡っていた泣き声が今では笑い声に変わったり、名前を呼ぶと笑顔を見せてくれたり・・・そんな様子に嬉しくなります。
さてお天気の良いある日のこと、雲梯に挑戦していた年長組の数名の子ども達が「園長先生！見てて！！」と宣言をし、真剣な表情で端から端まで渡り切るところを披露してくれました。子ども達の頑張りにただただ感心するばかりで「すごい！！」と拍手を送り続けました。
その後○ちゃんが担任と共に手のひらを見せにきました。皮がむけてしまったのです。それは「あっちまで行くぞ！」と目標を立てて何度も何度も挑戦した証ですがとても痛かったはずです。しかし○ちゃんはキリリとたくましい表情でした。自信に繋がったのかな・・・。
雲梯は遊びの中で脳と身体を同時に鍛えることができると言われていますが、集中力や持続力も養われることに改めて気付かされました。
私は渡り切ることができるかなぁ？今度子ども達と一緒にやってみます。
また先日今年度最初の“4月生まれのお誕生会”を行いました。誕生児はちょっぴり緊張した面持ちでステージ上の椅子に座りましたが、みんなからハッピーバースデイの歌でお祝いをしてもらう時に、歌詞の中で自分の名前が出てくると照れながらも満面の笑顔に！！自分の名前をたくさんの人に呼んでもらえるのは嬉しいことですね。
誕生日のプレゼントの“誕生カード”を手渡される場面では、誕生児の子ども達全員、名前を呼ばれると大きな声で返事をし、誕生カードを受け取る際には「ありがとう！」とお礼の言葉が自然と出てきました。
当園の保育目標の一つに『ありがとうの言える子ども』がありますが、この目標がしっかり身に付いていることにとても感激したひと時でした。
ゴールデンウィークも後半になります。ゆっくり・のんびり過ごすご家庭、お出かけをするご家庭等々、子ども達は長いお休みを楽しみにしているようです。どうかケガや病気に十分お気をつけ頂き楽しくお過ごしください。
